TEL
2021年05月04日
不動産売買の知識

(第3回) 仲介手数料の基礎知識【マイホーム売買の基礎講座】

こんにちは。宅建マイスター・ゆめ部長です。今回は「マイホーム売買の基礎講座 第3回 仲介手数料の基礎知識」を一緒に勉強していきましょう!

 

目次はこちら!!

全部で5項目です。

 

それでは、まず、「仲介手数料の計算式(3%+6万円)」からいってみましょう!

【1】仲介手数料の計算式(3%+6万円)

仲介手数料は、不動産屋さんを規制する法律「宅地建物取引業法(略して、宅建業法)」の第46条で「国土交通大臣の定めるところによる」と記載されています。国土交通大臣は、昭和45年、次のように定めました。

 

成約価格 仲介手数料
0~200万円5%
200万円~400万円 4%
400万円~3%

 

このように3段階に分けて計算するわけですけど、ちょっとわかりづらいと思うので具体例を1つ見てみましょう。

 

成約価格が500万円だった場合…

 

0円~200万円    200万円×5%=10万円

200万円~400万円  200万円×4%= 8万円

400万円~500万円  100万円×3%= 3万円

 

合計で21万円 となります。

 

でも、不動産の多くは400万円を超えるわけですから、毎回この計算をするのは、ちょっと、メンドクサイですよね。そこで、400万円を超える不動産の仲介手数料を計算するときに便利な「速算式」を覚えてください。

 

速算式:(成約価格×3%+6万円)

 

先ほどの例…成約価格500万円に当てはめてみると…

(500万円×3%+6万円)=21万円で同じになりましたね!

 

なお、仲介手数料には消費税が課税されるので

21万円×1.1=231,000円が不動産屋さんへ支払うお金になります。

 

消費税を含めた仲介手数料の速算式は

(成約価格×3%+6万円)×1.1

となりますので、この計算式を覚えておいてくださいね。

 

次に、なぜ、この速算式になるのか?「+6万円」になる理由を解説していきます。

【2】「+6万円」ってなに?

仲介手数の速算式「+6%」というのは、先ほど見た5%・4%・3%という仲介手数料率を全て3%に直してあげることによって導き出すことができます。

 

200万円までは5%でした。

これを3%に直すと、3%+4万円

 

200万円~400万円までは4%

同じく3%に直すと、3%+2万円

 

400万円オーバーは 3%

 

全部3%になおせば、

3%+(4万円+2万円)⇒3%+6万円になりました。

 

簡単ですね!!

 

次は、仲介手数料がどれくらいになるのか…3つの具体例を見てみましょう。

【3】仲介手数料の計算 具体例

具体例を3つ計算していきます。

 

【1】3,000万円の不動産

(3,000万円×3%+6万円)×1.1=1,056,000円

 

【2】5,000万円の不動産

(5,000万円×3%+6万円)×1.1=1,716,000円

 

【3】8,000万円の不動産

(8,000万円×3%+6万円)×1.1=2,706,000円

 

速算式を使えば簡単ですね~

 

次は、絶対に知っておいてほしい仲介手数料の重要ポイントをお話します。

【4】仲介手数料は値下OK

先ほどお話した仲介手数料の計算式。実は…これ、不動産屋さんが報酬として受け取れる「上限」を定めたものでしかありません。

 

つまり!仲介手数料を「値引き」するのも「無料」にするのも自由ということになります。

 

たとえば…

 

20%OFF

定率0.7%

定額500,000円

半額

無料

 

これ、全部OKです!

 

競合他社と差別化するために企業努力しているだけですから、宅建業法上はなにも問題がありません!!仲介手数料は上限を越えなければそれでOKなんですね。

 

これは、絶対に覚えておいてください!!

 

最後です。

【5】仲介手数料の上限が定められた理由

宅建業法が制定された昭和27年まで不動産屋さんの仲介手数料を取り締まる法律はありませんでした。

 

取り締まられなければ、やりたい放題になるのは容易に想像がつくところだと思います。実際、不当に高額な仲介手数料を請求するなど、不正行為が絶えなかったそうです。

 

そこで!

 

「情報量が多い不動産屋さん」から「情報量が少ないお客さま」を守るために不動産屋さんに規制をかけるのが最善だと考えられ、仲介手数料に上限が定められてしまったのでしょう。

 

よくわかっていない不動産屋さんは「3%の仲介手数料は法律で請求する権利が認められている」なんて言っているみたいですけど、そんな権利はありません。権利が認められているどころか、逆に、規制されているわけですからね。

 

こんな不動産屋さんに騙されないように注意してください!

 

というわけで、本日のお話はここまでです!引き続き、別の記事・動画で勉強をがんばってくださいね。ゆめ部長は皆さまの不動産売買が成功するように応援しています!!

他の基礎講座はこちら!

基礎講座を動画でもっと勉強したい人はこちら…

マイホーム売買の基礎講座【YouTube・全12回】まとめ

 

基礎講座をブログ記事で勉強したい人はこちら…

マイホーム売買の基礎講座・ブログ記事一覧

 

Twitter もフォローしてもらえると嬉しいです!

 

2021年05月04日 投稿

マイホームの売却一軒家(戸建て)の購入
  • 売却スタンダードプラン
  • 売却フルサポートプラン
  • 売却ライトプラン
  • 新築戸建を仲介手数料無料で購入しよう
  • 不動産売却のセカンドオピニオン
この記事を書いた人
渡部 直人(ゆめ部長) ワタナベ ナオト
渡部 直人(ゆめ部長)
不動産取引の仕事一筋16年、仕事中心の生活をしてきました。ハッキリ言って仕事は趣味です(笑)でも…楽しく仕事をしている不動産業界には薄暗いイメージがあり、このままではダメだと思っています。そこで、ゆめ部長は考えました。お客さまが安心して取引できるだけでなく、才能あふれる人たちが楽しく働ける環境を作り、この暗いイメージを払拭・改善していこう!と。会社が幸せの発信基地になり、小さなHAPPYが拡がって欲しいと心から願っています。できることを1つずつ。コツコツ「幸せの種」をまいていきたいですね。
ゆめ部長の真っ直ぐ不動産仲介 - マイホームの売却や一軒家のご購入をサポート(東京・神奈川・埼玉)
arrow_upward