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2021年05月05日
不動産売買の知識

(第4回) 片手仲介と両手仲介【マイホーム売買の基礎講座】

こんにちは。宅建マイスター・ゆめ部長です。今回は「マイホーム売買の基礎講座 第4回 片手仲介と両手仲介」を一緒に勉強していきましょう!

 

目次はこちら!!

全部で4項目です。

 

それでは、まず、「片手仲介・両手仲介とは?」からいってみましょう!

【1】両手仲介・片手仲介とは

今回のお話は、不動産売買契約を成立させるために、ゆめ部長のような「仲介会社」と呼ばれる不動産屋さんが売主さま と 買主さまの間に入ってサポートする場合のお話です。

 

仲介会社について簡単に復習しておきましょう。

 

仲介会社とは、

 

「売主さま or 買主さま」のどちらか一方、

あるいは、

「売主さま and 買主さま」の両方

 

をサポートすることで、不動産売買契約を成立させ、仲介手数料という報酬をもらう会社のことでした。

 

ここまではOKですよね。

 

では、次に、片手仲介と両手仲介を表した2枚の図を見てください。

上の図が両手仲介

下の図が片手仲介

を表しています。

 

まず、上の図から見ていきましょう。

 

不動産屋さんが、売主さま・買主さまの両方を担当して売買契約を成立させています。

 

この場合、不動産屋さんは、

売主さまから「3%+6万円(税別)」

買主さまからも「3%+6万円(税別)」

の仲介手数料をもらうことができます。

 

つまり、「6%+12万円(税別)」が不動産屋さんの最大報酬になるわけですね。

 

このように、不動産屋さんから見て、右手の売主さま、左手の買主さまの両方から報酬をもらえるので両手仲介と呼ばれています。

 

続いて、下の図を見てください。

 

不動産屋さんが、売主さま・買主さまのどちらか一方を担当して売買契約を成立させています。

 

この場合、

 

緑色の不動産屋さん1は、売主さまから「3%+6万円(税別)」の仲介手数料をもらうことができます。

 

青色の不動産屋さん2は、買主さまから「3%+6万円(税別)」の仲介手数料をもらうことができます。

 

つまり、それぞれの不動産屋さんの最大報酬は「成約価格×3%+6万円(税別)」になるわけですね。

 

このように、不動産屋さんから見て、右手の売主さまからだけ、あるいは、左手の買主さまからだけ報酬をもらえるので片手仲介と呼ばれています。

 

今回は基礎講座ですので、深掘りしすぎず、片手仲介・両手仲介について知っておいてほしい知識をあと3つだけ簡単に説明しておきます。

 

1つ目の知っておくべき知識は、不動産屋さんは儲かる両手仲介を狙う!です。

【2】不動産屋さんは儲かる両手仲介が好き!

いま説明したように、片手仲介よりも両手仲介の方が2倍儲かります。

 

1つだけ具体例を見てみましょう。

 

例)3,000万円の不動産を片手仲介した場合と両手仲介した場合の仲介手数料

 

片手仲介:3,000万円×3%+6万円=96万円

両手仲介:3,000万円×6%+12万円=192万円

 

1つの売買契約で報酬が2倍になる…。そうしたら、誰もが2倍の両手仲介を狙いたくなるのはわかりますよね?

 

不動産屋さんは両手仲介を狙っているのです!!

 

次、2つ目の知っておくべき知識にいきましょう。両手仲介には大きなデメリットがある!です。

【3】両手仲介のデメリット

両手仲介のデメリットは語りたいことがたくさんありすぎます。基礎講座では時間が足りないので、別の講座で、熱く語らせてください。

 

簡単にまとめておくと…

 

買主さまにとっては、紹介してもらえる物件が減る

売主さまにとっては、検討してもらえる買主さまが減る

不動産屋さんが「味方」ではなく「敵」になるリスクがある

 

3つ目だけ深掘りして解説しておきましょう。

 

不動産屋さんは、売主さまが損をしても、買主さまが損をしても、売買契約が成立すれば仲介手数料をもらえるので、どっちが損をするか…について興味がありません。

 

だから、不動産さんは弱みのある方を見極め、説得して、売買契約を成立させようとします。

 

買主さまが気に入っているなら…

「満額で買いましょう!」

 

売主さまが早く売りたがっているなら…

「ここで決めないと後悔しますよ!」

 

こうやって、

 

売主さまの利益ではなく、

買主さまの利益でもなく、

自分の利益を優先するわけです。

 

「敵」になった時の不満…。

想像するだけでイライラしますよね??

 

逆に、メリットもあるんですけど、その説明は別の機会にしておきます。

 

最後は、3つ目の知っておくべき知識を確認しましょう。バイヤーズエージェント・セラーズエージェントを知っておこう!です。

【4】バイヤーズエージェント・セラーズエージェント

両手仲介のデメリットはわかりましたね。

 

このデメリットを解消するために、不動産屋さんが両手仲介することを否定し、どちらか一方のみ担当する「片手仲介専門の仲介」が生まれました。

 

それが、

 

売主さまだけの味方になる「セラーズエージェント」

買主さまだけの味方になる「バイヤーズエージェント」

 

です。

 

売主さまは高く売りたい。

買主さまは安く買いたい。

 

そうるすと、仲介会社の理想的なサポートのイメージは、「結婚の仲人」ではなく「離婚訴訟の弁護士」のはずですよね。

このお話も実務経験豊富なゆめ部長からすると2時間語りたいテーマです。別の講座で、日本の不動産仲介システムがどれほどおかしいのか…これも、熱く語る予定です。

 

というわけで、本日のお話はここまでです!引き続き、別の記事・動画で勉強をがんばってくださいね。ゆめ部長は皆さまの不動産売買が成功するように応援しています!!

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マイホーム売買の基礎講座【YouTube・全12回】まとめ

 

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2021年05月05日 投稿

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この記事を書いた人
渡部 直人(ゆめ部長) ワタナベ ナオト
渡部 直人(ゆめ部長)
不動産取引の仕事一筋16年、仕事中心の生活をしてきました。ハッキリ言って仕事は趣味です(笑)でも…楽しく仕事をしている不動産業界には薄暗いイメージがあり、このままではダメだと思っています。そこで、ゆめ部長は考えました。お客さまが安心して取引できるだけでなく、才能あふれる人たちが楽しく働ける環境を作り、この暗いイメージを払拭・改善していこう!と。会社が幸せの発信基地になり、小さなHAPPYが拡がって欲しいと心から願っています。できることを1つずつ。コツコツ「幸せの種」をまいていきたいですね。
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