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2018年12月02日
ゆめ部長ブログ

「宅建士」宅建主任者からの名称変更で考えること【宅建業法改正】

宅建業法が一部改正され、2015年4月1日から「宅建主任者」が「宅建士」へと名称が変更されました。弁護士・公認会計士・税理士・司法書士などの士業(さむらいぎょう)の仲間入りをして何が変わるのか?不動産業界のあり方を考えながらまとめてみます。

 

不動産業界15年・宅建マイスター(上級宅建士)・2級FP技能士の「ゆめ部長」が心を込めて記事を執筆します!それでは、さっそく目次のチェックからいってみましょう~

 

【目次】

1.  宅地建物取引士は「先生」なの?

2.  宅建士がこれから求められること!

3.  不動産テックで宅建士の仕事がなくなることはない!

4.  宅建試験の試験監督を経験して感じたこと

5.  まとめ

宅地建物取引士は「先生」なの?

まずは、正式名称を見てみましょう。「宅地建物取引主任者」が「宅地建物取引士」へと変更されました。今までは「主任者」と言ったりしていましたが、これからは「宅建士」となります。

 

「〇〇士」というと、弁護士先生や税理士先生などを思い浮かべる人が多いと思いますが、私たち不動産屋さんも、その先生たちと同じ士業 (さむらいぎょう) になったのです。

 

士業は高い専門性を求められるのは当然のことですが、「公正性」や「品格」まで求められています。品格まで求められて本当に大丈夫なのか…と少し心配になってしまうのが本音ですけど、これは社会の要請であり、期待されていることでもありますから、応えられるように全力で努力しなければいけませんね。

 

そう思うと、仕事に責任と誇りをもって専門性の高い仕事をやろうじゃないか!と熱い気持ちになってやる気が出てきます。

 

「先生!!」と言われても、不動産屋さんはだれも振り向きませんが、今後は「先生」と呼ばれるくらいの仕事ができるように、私は志の高い仲間と努力を積み重ねていきます。

宅建士がこれから求められること!

宅建士が行う不動産取引は「信認関係」に基づいて行われることが求められています。つまり、信頼してくださるお客さまの利益を図り、安全な取引を実現するという義務が生じるということです。

 

具体的には…

 

お客さまの理解度に合わせた契約書類の作成・説明が求められます。ただ書類を作って音読して終わり。というわけにはいかなくなりました。また、しっかり時間をかけたヒアリングを通して、お客さまの潜在的な問題点や売買の事情を把握します。お客さまが抱える問題を発見したら、解決方法の提案や最適な選択肢の提示を行わなければいけません。

 

このように、高いレベルのCS(customer satisfaction=顧客満足度)や、担当者の人間力が求められるようになったのは、不動産売買をただ成立させるためのサポートだけではなく、もっと踏み込んだコンサルティングを社会が求めているからだと思います。

 

宅建主任者から宅建士へと名称変更されたのは、社会が求めているニーズを不動産屋さんが認識するためでもあるはずです。名称変更を1つのきっかけとして、不動産屋さんは自分の仕事を1度見つめ直さなくてはいけません。

 

この記事をリライトしている今日(2018年10月21日)は宅建試験日です。新しく合格される人たちが、高い志を抱いて不動産業界に入ってきてくれたら嬉しいです。

不動産テックで宅建士の仕事がなくなることはない!

信認関係に基づいた不動産取引を実現する宅建士は、今まで以上にコミュニケーション能力が求められるようになります。不動産テック(不動産 × テクノロジー。リアルエステートテックと読みます。)によって、業務の効率化は確実に実現されると思いますが、コミュニケーション能力が期待される業務までも代替できるものではないでしょう。

 

売主さまと買主さまは利益が相反する対立関係にあります。さらに、売買対象が不動産という高額な商品ですから、誰もが不動産取引に多少なりとも不安を抱いているものです。

 

だからこそ、不動産取引のプロフェッショナルである私たちが利益調整を図りつつ、適切なサポートでスムースな取引を実現させることへの需要が生まれるのです。おそらく、問題解決までがセットになった手厚いサポートに対して、お金を支払う価値が認められる時代になっていくはずです。

 

不動産テックの影響で不動産屋さんの差別化が進み、レベルの高い宅建士や、上級宅建士にあたる「宅建マイスター」が重宝されるようになるでしょう。その結果、仕事が減るどころか、逆に仕事が増加すると考えています。マジメに仕事に取り組む私たちのような不動産屋さんにとっては歓迎するべきことであり、大きなチャンスになると心から期待しています!

宅建試験の試験監督を経験して感じたこと

私は宅建試験運営のお手伝いで試験監督をしたことがあります。1回目は学生さんが集まる大学が試験会場で、2回目は5点免除の不動産屋さんが集まる試験会場でした。

 

優秀な大学で受験する人たちは、試験が終わる直前まで集中力が切れたりしません!試験に取り組む姿を見ているだけで「きっとこの子たちは合格するんだろうな。」という感じがしました。

 

一方、5点免除の会場はというと…いつも見ている不動産屋さんそのまんま。30分もしないで諦める人が続出で、寝ている人もかなり多かったです。会社から受験を強制され、不合格で怒られる…なんだかすごくカワイソウな人たちかもしれません。

 

こうやって比較してみると、やはり優秀な若者には不動産業界へ入ってきてほしい!と強く願ってしまいます。IT業界から不動産業界に侵入してくるのではなく、IT知識を大学で身に付けた学生さんが不動産実務を体験し、そのうえで不動産テックの流れで新しいサービスを作ってくれることを期待したいです。

 

人に期待するなら、私たちも頑張らなくてはいけませんね。宅建試験をマジメに受験している若者の姿を思い出し、若者が不動産業界で働きたい!と言ってくれる環境を作り上げよう!と改めて心に誓いました。

 

宅建士に合格したら、ぜひ不動産業界で力を発揮してくださいね!!頑張る皆さんを私たちは心から応援しています。

 

余談ですが…。

 

なぜか不動産屋さんの社長が試験監督に駆り出されていましたけど、普通にアルバイトさんを募集した方が安くつくのでは…と思いました。私なんかは、会社設立して間もない時でしたから、強制的に手伝わされるのは結構きつかったです。お金があって仕事もない暇な社長さんたちに付き合わされる…こんな旧態依然の考え方が邪魔くさいということを少しは理解してほしいものです。

まとめ

「仕事がなくなったら困る。なんとかしなくては!」と問題意識のある不動産屋さんはいいのですが、「仕事がなくなるわけないでしょ!」「自分には関係ない!」と考えている不動産屋さんは、厳しい時代に取り残されて仕事がなくなる可能性が高いでしょう。

 

これからはテクノロジーの力を有効に使いこなし、顧客満足度の高いサービスを提供できる不動産屋さんだけが生き残り、その他は倒産の危機に立たされるのです。

 

新しく宅建士に合格された方は、業界の古い体質に汚染されることなく、新しい手法を積極的に取り入れていってほしいと思います。一緒に頑張っていきましょう!

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

2019年8月17日追記…

現在、「手数料0円売却」・「セラーズエージェント」はお休み中です。「仲介手数料半額の不動産売却」をご検討ください。

 

事情を説明した記事はコチラ…

【超・重要なお知らせ】「セラーズエージェント」「手数料0円売却」をしばらくお休みにします。

この記事を書いた人
渡部 直人(ゆめ部長) ワタナベ ナオト
渡部 直人(ゆめ部長)
不動産取引の仕事一筋15年…仕事中心の生活をしてきました。ハッキリ言って仕事は趣味です(笑)でも、不動産業界にはなんか暗いイメージがあります。そこで、ゆめ部長は考えました。お客さまが安心して取引できるだけでなく、才能あふれる人財が楽しく働ける環境を作り、この暗いイメージを払拭・改善していこう!と。「全員がHAPPY」なんてムリだけど、ゆめ部長と係わってくださったお客さまにはHAPPYになってほしい。できることを1つずつコツコツ積み重ね「幸せの種」をまいています♪

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