不動産屋さんからの忠告!いわくつきの物件を甘く見たら危ない!ホントに怖いですから…。
「オバケなんて非科学的なもの信じる方がおかしい!」そう言う怖いもの知らずのあなたに不動産屋さんからの忠告です。
「不幸を呼ぶ住宅」は実在するみたいですよ…。
今日は不動産売買で起こった3つの怖いお話をします。事故物件をチェックするサイトやお祓いをしてくださるサービスも紹介しますのでチェックしてみてください。
不動産業界15年・宅建マイスター・2級FP技能士の「ゆめ部長」が心を込めて記事を執筆します!それでは、さっそく目次のチェックからどうぞ~
【1】事件現場で起きた建築中の事故…
ニュースでも連日取り上げられた殺人事件の現場がありました。その現場は事件現場となった建物が取り壊され建売分譲になりました。完成した後に見ると…綺麗な建物が並ぶ素敵な現場に見えます。
この現場は更地になった時から「何かありそうだから写真を撮りに行きたくないね。」という話を社内でしていました。
こういう予感はあたるものですね…。
TVを見ていたらこの現場が映し出され、職人さんに建築部材が直撃してしまうという悲しい事故が発生してしまったというニュースが流れたのです…。
有名な「大島てる」のWebページには、この現場で炎のマークが1つ追加され、現在は2つの炎マークが付いています。
「たまたま発生した悲しい事件なだけだよ。」という意見もあるかとは思いますが、「何か」を感じた場合は買い控えた方がよいのかもしれません。
念のため「大島てる」のWebページを紹介しておきます。事件・事故などの情報を地図に落とし込んでありますので興味があればチェックしてみてください。なお、ゆめ部長の経験上、100%正しい情報とは言えませんので使い方には注意が必要です。
購入検討中の不動産に炎マークを発見して心配な場合は、近隣ヒアリングをしてみましょう。ストレートに聞くのではなく「近くでマイホームを購入する予定なんですけど、このあたりで事件・事故とかありますか?」と聞くのが良いです。できれば、おじいちゃん・おばあちゃんや自治会長さんを探してくださいね。
参考サイト…
【2】凄惨事件現場を「安いから気にしない!」と購入したお客さまにおきた悲劇…
この話はゆめ部長が経験した案件ではなく知り合いから聞いた話です。
凄惨な事件があったマンションの一室を不動産会社が購入。室内をフルリノベーションした物件がありました。室内はピカピカになっていましたけど、近隣で有名な事件現場でしたから…なかなか買い手が見つかりません。仕方なく値下げを繰り返した結果、周辺相場よりも大幅に安い「激安物件」となっていました。
そして、この物件にもついに買い手が現れました。
「オバケなんているわけないでしょ。安いから気にしないよ!いっそ事件があった場所で寝て見よっかな~」なんて言いながら購入したそうです。
この軽い感じが「目に見えない何か」を怒らせてしまったのかもしれません…。
入居後に2つの大きな悲劇が襲い掛かります。
1つ目。お客さまが運転する車が大きい事故に巻き込まれ、生死をさまよう大ケガを負い、大破した新車は廃車に…。
そして2つ目。室内で飼っていたワンコがケンカをして、噛み付かれたワンコが亡くなってしまいました。
大きな事故・悲しい事件が立て続けに起こってしまったのです。
このワンコは大人しい子だったそうです。なんでこの子が急に…と考えると「目に見えない何かの祟りかも…」心霊現象を信じないお客さまにもそんな不安が襲ってきたのでしょう。「このまま住み続けたらどんなことが起こるんだろう?どうしたらいいんでしょうか…。」そんな相談があったと聞きました。
残念ながらどうしようもありませんよね…。ゆめ部長なら恐ろしすぎて近づきたくないです。「売ってください。」と言われてもお手伝いできる自信がありません。ゴメンナサイ。
そういえば…このお客さまと似たような話を兄がしていた記憶があります。「見えないものを見てみたい。」なんて可愛げのないこと言う子どもだった兄が、一人でお化け屋敷をズンズン進む後姿をふと思い出しました。こういう人、たまにいますよね…。
【3】玄関扉を開けた瞬間に鳥肌がブワッとたった新築戸建て
ずいぶん前にオープンハウスを開催した新築3棟現場・最終1棟でのお話です。
人気エリアの完成済み物件なのに最後の1棟が売れない現場でしたが、知り合いの担当者さんから「200万円下げて4,000万円台にするからオープンハウスやってよ!」と声をかけてもらい、オープンハウスを開催することになりました。
5,380万円 ⇒ 5,180万円 ⇒ 4,980万円と400万円も下がり一気に注目物件に大変身!「これは現地来場でサクッと決まるかも!」そんなワクワクした気持ちで朝の準備を開始。この「楽しくてワクワク」があの「怖くてドキドキ」になるとは考えもせず…。
「今日は決めるぞ!」と意気込んで気合いが入りまくりのゆめ部長。真冬の寒い日にもかかわらず、外を掃除して旗と案内看板の設置が終わった時にはうっすら汗をかいていました。
身体が温まってテンションがあがり、室内掃除も頑張ろう!と玄関扉を開けたその時…!「ゾクッ」とする感覚があってブワッと腕に鳥肌が立ち寒気がしました。
この時は「あれっ?汗かいて身体が冷えたかな…?」と思うくらいで、特に気にしていませんが、思い返すと最初の違和感が襲った瞬間でした。
「目に見えない何か」の存在を考えもせず、そのまま室内に入ってブレーカーを上げ、1階から順番に窓を開けて空気の入れ替えを開始。そして…階段を上がり2階のLDKに行ってみたら「見慣れない茶色い物」が落ちているのが目に入りました。
子供の靴下かな…と思いながら近づいてみたら…
Σ(゚Д゚) Σ(゚Д゚) Σ(゚Д゚)
なんと!それは…すでにお亡くなりになったスズメさんでした。
誰かが窓を開けた時に迷い込んでしまい、寒いなか外に出られず絶命してしまったようです。カワイソウ…。
ゆめ部長の実家はチワワのブリーダーをしていたことがあります。動物の死は身近なものでしたから、幽霊が苦手でもこの時はまだ怖さを感じていません。
スズメさんを丁重に処理させていただいた後、3階の窓開けと室内掃除を終えました。「さっきの寒気はこのスズメさんの魂が外に出たのかな~」なんて考えながら、外に出て近所の皆様へニコニコ愛想を振りまきながら待機を続けました。
この日は残念ながらお客さまの来場がなく…しかも1組も来ないという惨状に悲しい気持ちでした。だって、フルコミッションの会社なので、オープンハウスを開催するためのチラシを入れるのに5万円以上自腹を切っていたんです…。ショック!!
16:00には外が暗くなり始め、室内に照明器具がないこの現場の内覧は厳しいと考え、17:00まで待機する会社のルールをムシして帰りの準備を始めます。
この時は、照明器具を全部屋に付けてお出迎えするというアイディアすら思いつきませんでした…。もったいなかったなぁ。おっと…脱線しました。
1階・2階と順番にシャッターと窓を閉めて鍵を確認。1階・2階は暗くても、3階には西日が少し注ぎ込み、電気がなくてもまだ明るいかな?という感じ。
次のゾクッと体験は…この3階で起こります。
3階へ続く階段を10段ほどあがると、床に注ぎ込む「葉書サイズの光」のど真ん中に、今度は黒い物体が…!
よく見ると、みんなが苦手で、真っ黒くてカサカサ動く奴…
そう!「GB」がいるではありませんか。
「12月なのににまだいるの!?」と思いつつ、新築現場でそのままにしておくのもアレですから、仕方なくホウキとチリトリを外まで取りに行き、追い出し作戦を実行することにしました。
いきなり飛んでこられるのもイヤなので、ホウキでツンツン。
あれ!?動かないぞ…。もう1度ツンツン…でも動かない。
近づいてよく見てみると…このGB。
光に抱かれてお亡くなりになっているじゃあないですか…。
さっきまでいなかったのに…こんなことある?この短時間で光の当たる場所まで動いてきて絶命したの?12月だよ?しかも、ひっくり返らず堂々とした立ち居振る舞いで光に抱かれるという光景。
文章では伝わらない…。絶対に伝わらない!すごい衝撃でした。
「生涯に悔いなし!」なラ○ウですか?とか…いろいろ考えながらお片づけをしたその時…!
最初の「玄関扉から感じた寒気と鳥肌。」
そして「スズメさんの遺体。」
さらに「光に抱かれ短時間で絶命したGB。」
「あっ、これヤバイやつじゃないか!?」
霊感がないのに何かを感じたこと、スズメさんやGBの絶命を見たことが全部つながり、背筋が凍るほどの恐怖が襲い、心臓バクバクさせながら全速力で後片付けをしてこの現場から逃げ去りました。
あれっ?こんなに早く走れたっけ…というほど全速力で。
後から先輩に聞いた話ですが…。
実はこの現場のうちの1棟はゆめ部長が契約していました。とっても仲の良い家族だったのに、住み始めて3年くらいでご主人がリストラされ、家族がバラバラに生活することになってしまったそうです…。
きっと、負のオーラが溜まっていた現場なのでしょうね…。お客さまの話を聞いて、すごく申し訳なく、切ない気持ちになりました。もう2度と近づくことはありません。
最後に…
よろしいですか…?もう1度だけ忠告しますよ!!
ゆめ部長みたいに霊感ゼロの人間(ワンコ?)ですら感じるわけですから甘く見たらダメなのです!油断している人には「目に見えない何か」が攻撃的になるのかもしれないという話も紹介しましたからね。
こんな不動産を売買する時は気を付けてください!
自然死・病死はあまり怖くないですけど、自殺と他殺はイヤ。事故もできれば行きたくない。そう…ゆめ部長は超怖がりです。ゴメンナサイ。
ゆめ部長は井戸の埋め戻しをするときは、必ず神社の神主さんにお越しいただき、水の神様へお礼をしてお祓いをするようにしています。いわくつき物件を取り扱ったことがないので、詳細な方法はわかりませんが、どうしてもいわくつき物件を売却する必要があるなら…ちゃんとお祓いを依頼するようにしましょうね。
2018年10月20日追記…
ネットで調べてみましたら、最近は「事故物件」に注目が集まっているからか、出張で「お祓い・供養」をしてくださるサービスがありました。費用は「お気持ちで…」と言われますが、自然死3万円、自殺5万円、他殺7万円くらいになるようです。現場で亡くなった方のためにしっかり供養してください。年間3万人もの方が自殺される世の中ですから、このような問題に私たち不動産屋さんも目を背けたらいけないのだと思いました。今後はお祓い・供養することを条件に引き受けようと考えています。
参考サイト …
事故物件になったらお祓いをすべき!? お祓いに必要な費用と準備って?
本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
2019年8月17日追記…
「手数料0円売却」・「セラーズエージェント」は準備中なので「仲介手数料半額の不動産売却」をご検討ください。現在は「購入」サポートもお休みしています。
事情を説明した記事はコチラ…
“不動産の「悩み・不安・怒り」を解消するぞー✨ のお役立ち情報をツイート ✅ホンネで語るよ ✅業界の裏側…コッソリ教えるよ ✅役立つ知識を集めて発信するよ ✅さんへ優しく解説するね ✅ガンバル不動産屋さ…
— name (@yumebucho) YYYY年MM月DD日
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