不動産を売却するとき・購入するときの税金は税務署に電話相談しよう!
不動産売買に関する税金を調べていると…すぐに眠くなりますよね(笑)残念ながら、税金は一般人には理解できないようになっていますから、疑問に思ったことは税務署に遠慮なく電話で質問してみましょう。気軽に電話してOKですよ!
電話で質問するの、なんかちょっとイヤだな…という人も多いはずなので、電話の仕方・電話番号などをこの記事に書いておきます。1歩踏み出すハードルを下げておきますから、がんばって電話してみてくださいね。
ブログ執筆:上級宅建士「ゆめ部長」
税務署に相談できるのは「国税」
税務署が管轄しているのは「国税」になります。国税というのは…
■ 所得税
■ 相続税
■ 贈与税
■ 法人税
■ 消費税
■ 印紙税
などになります。
不動産の税金は税理士先生でも「難しいよねー」と言っていましたから、複雑な案件の場合、電話相談の上、予約をして面談することをオススメします。
相談料はかかりますけど、税理士先生に相談するのも1つの手ですね。
税務署の電話番号と相談時間
管轄の税務署に電話すると自動音声に切り替わります。自動音声に従って番号を押すと、【国税庁電話相談センター】【管轄税務署】へ繋がる仕組みです。
一般的な質問は【国税庁電話相談センター】が対応します。ガイダンスに沿って【1】を押せば繋がりますので、どこの税務署に電話してもOKです。
電話での回答が難しい内容であれば【管轄税務署】で相談をします。この場合は、管轄の税務署に電話をしてください。確定申告時期は予約を受け付けないようですけど、この時期を外せば予約することができます。
参考 … 管轄税務署の電話番号を調べる!
具体例として麻布税務署に電話した場合を書いておきます。
電話番号 : 03-3403-0591
ガイダンスが流れます。
最初に【1】~【3】の番号を選んで押します。
一般的な質問は【1】の「相続税・法人税・印紙税などのご相談」です。
ちょっと前まで【1】は「税金に関する一般的なご質問やご相談」というアナウンスだったのですけど、いつの間にか変更されてわかりづらくなっていました…。(2020年1月17日時点)
ガイダンスが流れているのをムシして、ダイヤルの【1】を押しましょう。
そうすると、次のように、税金の種類に応じて番号を押すように指示されます。
【1】所得税 ( 住宅ローン控除など )
【2】源泉徴収・支払調書
【3】譲渡所得・相続税・贈与税・財産評価
【4】法人税
【5】消費税・印紙税
【6】その他
ここもガイダンスをムシして該当するダイヤル番号を押してOKです。ガイダンスを最後まで聞かなくて大丈夫ですからね!
(2020年1月に電話したら【1】~【6】のアナウンスがなく、担当者さんがすぐに電話に出てくれました。確定申告時期前だからかな…?)
相談時間:月曜日から金曜日の8:30~17:00 ( 午後5時 )
土曜日・日曜日・祝日・12月29日~1月3日の年末年始はつながりませんのでご注意ください。
担当者が感じ悪かったら…
悪気はないのかもしれないですけど…感じが悪い人が電話に出ることもあります。そんな場合は、怒らず、問題が解決できていなくても電話を切りましょう。争うとホントに疲れますから、関わらなくて済むならそれが1番です!
後日、再度電話すれば他の人が電話に出てくれますから安心してください。ゆめ部長も、説明がわかりづらいときは時間を変えてかけ直していますよ。
もし、急ぎで困ってしまったら税理士先生を頼りましょう。相談料はかかりますけど、親身に相談に応じてくれるとホッとしますよね。
2020年1月17日追記…
先日、「クロスサポート・デュエットなどの夫婦連生団信で残債が0になると、一時所得として所得税と住民税が課税される」という記事を修正するために税務署へ電話したら、相談内容がレアケースらしく、明確な回答を得ることができませんでした。
上記の方法で再度チャレンジしてみたのですが、やっぱり納得のいく回答ではありません…。そこで、知り合いから教えてもらった別の方法で解決できましたので、その方法を追記しておきますね!
ガイダンスで【2】の「税務署からのお尋ねや納付に関するご相談など職員にご用の方」を使います。先ほど紹介したのは「麻布税務署」だったので、今度は他の税務署へ電話してみる…ということです。
例えば、練馬西税務署へ電話をする場合は…
まず、03-3867-9711 に電話をします。
ガイダンスに沿って【2】を押します。
すると、練馬西税務署の担当者さんが電話に出てくれます。
この方法で、相談内容を理解できる担当者が見つかるまで別の税務署に電話相談をしてみました。といっても、確定申告前の時期で忙しいでしょうから、3回電話しただけですけどね。
ちょっとだけ、グチっておくと…
「わからない」・「レアケースですぐに判断できない」というなら、調べたり、他の人に相談してから折返電話してくれたらイイと思うんですけどね…。回答するために必要な知識が足りないのに、自分で無理やり結論を出そうとしたり、面倒くさそうな雰囲気だされても困ります。
「直接相談に来て!」
「この資料準備してから電話してね!」
「忙しい時期だから1週間待って!」
とか、いろいろ提案してもらえると嬉しいですね。
参考 … 東京都の税務署電話一覧
不動産取得税・固定資産税・都市計画税・住民税は「地方税」
不動産を売却・購入するときの税金は下記のような「地方税」もあります。
■ 不動産取得税
■ 固定資産税・都市計画税
■ 住民税
これらの税金に対する質問は、税務署ではなく、別の場所へ連絡する必要があります。
不動産取得税・固定資産税・都市計画税は「都税」です。
お住まいのエリアを管轄する「都税事務所」に電話してください。
連絡先は … http://www.metro.tokyo.jp/tosei/iken-sodan/otoiawase/madoguchi/toze.html
住民税は「市町村民税・道府県民税」の総称です。
ゆめ部長のメインエリアになる東京23区では「特別区民税・都民税」と名称が変わります。お住まいの「区役所・市役所」へ電話してください。
連絡先はこちらのサイトで確認 … http://www.public-office.jp/index.html
最後に…
「税金は一般人には理解できないもの」です。難しくしている方が悪いんですから、わからなければ、遠慮なく電話してしまえばよいと思います。
電話相談すると聞きなれない言葉が多く出てきますから、ネットで下調べして基礎知識を確認しておくと、説明を理解しやすくなるのでオススメです。
税金は不動産屋さんも苦手ですから、自分を守るために、積極的に情報を取りに行くようにしてくださいね。応援しています!
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