都心の不動産を売却して田舎暮らしをする!地方移住したい売主さまが増えています!
東京23区+周辺エリアの不動産取引をサポートしていると、ここ数年で、都会の生活を捨てて田舎暮らしを希望する売主さまが増えてきたと感じています。都会の生活に疲れたり、自然災害対策だったり、食の安全を求めたり、子育て環境を重視したり…と考え方は様々あるようですね。
この記事では、ゆめ部長がマイホームの売却をサポートして移住したお客様…つまり、「不動産を売却したい皆さまの先輩」の話をしてみたいと思います。都会の生活を捨てて移住するための第一歩として、都会の不動産を売却した先輩の考えに触れてみてください!
ブログ執筆:上級宅建士「ゆめ部長」
地方移住・田園回帰の流れ
経済的な豊かさばかりを求めるのではなく、自然がたくさんある環境で、人との触れ合いを大切にしながら生活しよう!そんな生き方だってあるよね!?
こういうメッセージを、SNS・Blog・Youtubeなどで見ることが増えてきました。皆さまも次のようなキーワードを見かけませんか?
■ スローライフ
■ ワークライフバランス
■ 田園回帰・地方回帰
■ Uターン・Iターン・Jターン
ゆめ部長は東京都での不動産売買の仕事が好きなので、今のところ、地方移住に興味はありませんけど、こんなキーワードをよく見かけるようになったと感じています。
公的なデータでは、国土交通省が公表している、平成29年度「国土交通白書」で地方移住への関心が高まっていることが示されています。
この資料の中には「地方移住希望者が移住したい地域は、地方の中でも都市部が多い」と書かれていました。都心での生活に疲れ、地方でのんびり生活しながら、ある程度は充実した生活を送りたいと考えている人が増えている…ということですね。
この資料を見て、ゆめ部長が不動産取引の最前線で感じた「田園回帰の流れ」は正しかったんだな…とわかりました。
この流れはさらに急加速するかもしれません。
新型コロナウイルス感染症の全国的かつ急速な蔓延により、令和2年4月7日に「緊急事態宣言」が発令されました。
これに伴い、テレワーク(在宅勤務)の推進、業務効率化の実現などが急速に求められるようになり、働き方は大きく変わらざるをえないでしょう。
テレワークができるのであれば、毎日、満員電車に耐えながら都心に通勤せずに済みます。職住近接を実現するために、無理して高額なマイホームを購入する必要もなくなるわけです。
それなら、商業施設などが揃っている「地方の中の都心部」へ移住することを検討するファミリーが増えてもおかしくはありませんよね。
感染症のパンデミックだけでなく、南海トラフ大地震などの自然災害がいつ都心部を襲うかわかりません。東京一極集中のリスクがあることも地方移住の流れを加速していくはずです。
ここからは、ゆめ部長のマイホーム売却経験談をお話します!
参考に…
「イケダハヤト」さんも地方移住を実現した人の1人です。参考に下記の動画を貼っておきますので、興味があれば、視聴してみてください。
【徹底解説】田舎暮らし・地方移住の現実!メリット、デメリットは?
事例1:駅近のタワーマンションを売却して中国地方へ引越を決意されたご夫婦
ゆめ部長の成約事例を2つ紹介します。
まずは【事例1】からどうぞ~
仲が良くていつも優しい笑顔のご夫婦は、駅直結のタワーマンションにお住まいでした。駅直結のタワーマンションなんて、都会の暮らしを満喫している人たちが住んでいると思い込んでいましたので、田舎に引越したいというお話を聞いた時、なぜそう考えたのか…その理由にすごく興味を持ちました。
カメラ好きのご主人とは、不動産写真の撮り方、お部屋から撮影した富士山や花火大会の写真のことで盛り上がりました。
他にも、売却活動に関するアドバイスをしたり、不動産業界の裏話をしたり、満足しているマイホーム売却を決断した理由を聞いたり。お茶とお菓子をいただきながら、長い時には2時間くらい話し込むことも…。お話を聞いているのがとても楽しかったとはいえ、長居しすぎてしまいましたね(笑)
この面談の中で出てきた地方移住したい理由は、奥さまが「無農薬野菜を自分で作りたい!」と言いだしたから…でした。無農薬野菜だけでなく、季節のお花を育てたり、思い通りのガーデニングを楽しんだり。そんな夢を実現できる場所を偶然見つけてしまったことがキッカケだったそうです。
現地を実際に見に行き、広い土地に注文住宅を建築して、夫婦2人で管理できるくらいの畑を作る!そんな夢が膨らんできたら…もう止められません (笑)
注文住宅で平屋を建て、畑仕事を夫婦で楽しみながら、自分で作った無農薬野菜を美味しくいただきたい。こんな夢って、ステキじゃないですか!?
このプランを実現するために、圧倒的な解放感があるバルコニーからの景色を惜しみながらも、売却する決断をしたのです。
ちなみにですけど、売主さまはゆめ部長の提案を受け入れ、積極的に努力してくれました。一緒に頑張った結果、タワーマンションの過去成約事例と見比べて、ものすごく良い条件での成約を実現できました!!
仲介手数料半額 + 高値成約。
自己資金をどれだけ残せるか…はすごく大事です。
事例2:オシャレな目黒区ライフを捨てて中部地方へふるさと回帰
続きまして【事例2】をどうぞ~~
目黒区が良く似合うオシャレなご夫婦は「都会での生活は…もういいよね。」という結論に至り、ふるさとへ戻ることを考えるようになりました。
ご主人が勤務していた会社では、同じように、ふるさと回帰を希望する同僚の方が増えているそうです。一所懸命働き続けてきたからこそ、30代から40代前半で限界を迎える人が増えてくるのでしょう。ムリして身体を壊してしまう方がおかしな話ですから、1つの仕事にこだわらないライフスタイルもいいな。と思いました。
オシャレな街での生活は十分に楽しんだから、これからは、ふるさとで広い土地に注文住宅を建築してのんびり生活したい。そんなご夫婦のマイホームを良い条件で成約させ、新生活スタートのお手伝いができたことを嬉しく思っています。
このマンションの売却も大成功!過去成約事例を見ると、ゆめ部長の案件が坪単価で最高値でした。
他のお客さまのお話も簡単にご紹介しましょう~
鎌倉や逗子も大人気!品川区のマンションや板橋区の一戸建てを売却して移住した売主さま
たまたまかもしれませんけど、鎌倉・逗子方面へ引越される売主さまが結構多い気がしています。ゆめ部長の案件だけでも、ここ数年で鎌倉へ2組・逗子へ1組が引越されました。
品川区や板橋区などの東京23区よりも、鎌倉・逗子方面の環境が良いところで子育てをしたいとお考えでした。子育て重視で引越を決断する売主さまは結構多く、千葉県や町田市へ引越されたケースもあります。
また、お子さんの喘息がヒドイため、空気が綺麗な環境へ引越するためにマイホームを売却した売主さまもいらっしゃいました。
都心での便利な生活に固執せず、家族のみんなにとって1番幸せな生活ってなんだろう…そんなことも考えてみてくださいね。
ムリして働いて、東京23区で高額な住宅ローンを払い続ける意味がわからなくなった…という売主さま
「無理して東京での生活にこだわる理由がなくなったんだよね。」
離婚・病気・リストラなど、いろんな事情があるのでしょう。こんなお話をしてくれる売主さまも意外とたくさんいらっしゃいます。
仕事を頑張り続けてきた結果、心も身体も限界が近づいてきて、もっとゆっくりしたい…そう考える人の気持ち、ゆめ部長はよく理解できます。
サラリーマンとして働いていた時、年間4,000時間以上働いていましたから…。たいして良い給料をもらえるわけでもなく、正しく成果を評価してもらえるわけでもなく、会社の方針も社長の人間性も好きではなく、本当に辛かったな。
だから、とても共感できるんです。
これだけ苦労して働いたお金の大部分が、住宅ローンの支払いで消えていくわけですから…やるせないですよね。マイホームを購入するために生きているわけじゃない!そう思って当然のことです。
自分の人生にとって、何が大切で、何を優先したいのか…? それを考えた結果、東京での生活を捨てることはおかしくありません!自分がナマケモノだと思う必要もありません!頑張りすぎて疲れたのなら、別に東京での生活にこだわらなくて良いと思いますよ。
地方移住では不動産屋さんの活躍が必要
地方移住サポートは不動産屋さんの活躍も絶対に必要になるでしょう。ゆめ部長はこの分野の勉強が不十分なので、これから次の項目を勉強して知識を深めていきます。
■ コンパクトシティ推進
■ 空き家の有効活用
■ 価格が安い不動産を売却する際の仲介手数料上限撤廃
■ 既存住宅流通の活性化
勉強した内容はこのWebページでアウトプットしますね!
コロナウイルス問題は、今までの働き方を変え、地方移住の動きに刺激を与えると思いますので、一緒に勉強して考えていきましょう!
最後に…
地方移住を考え、悩み、そして行動した先輩の話を読んで、少しだけでも気持ちが前向きになり、勇気が出てきたのであれば嬉しいです。
もし、不動産売却がネックになり、ふるさと回帰・田舎への移住へ踏み切れないなら、ゆめ部長と相談してみませんか!?
ゆめ部長に夢や希望を語りながら一緒にお話をすれば、少し気持ちが楽になって前向きになれるかもしれません!お話をした結果、不動産を売却しないという結論でもOK。
悩み過ぎず、まずは小さな一歩から。
心から、応援しています!!
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■ 2020年04月29日 更新
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