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2020年07月27日
ゆめ部長ブログ

不動産仲介会社はAI・ブロックチェーン技術の進化で不要になる!?

「不動産仲介の仕事は近い将来なくなる!」「コロナの影響で一気に潰れる!」こんな話をTwitterで見かけました。マイケル・A・オズボーン博士が発表した「未来の雇用」において、不動産仲介の仕事は「消えてなくなる可能性が高い!」と指摘されたことが大きな原因ではないか…と思います。

 

AIやブロックチェーン技術が進化したら、本当に、不動産仲介の仕事がなくなるのか!?不動産取引の最前線で働く宅建士として、考えをまとめておきます。

 

不動産業界15年宅建マイスター2級FP技能士の「ゆめ部長」が心を込めて記事を執筆します!それでは、さっそく目次のチェックからいってみましょう~

マイケル・A・オズボーン博士「未来の雇用」

オックスフォード大学のマイケル・A・オズボーン博士が2014年に発表した「未来の雇用」では、10年後には今ある職種の半分が消えてしまう…と予測されています。

 

全702職種のうち「不動産ブローカー」は、

10年後になくなる仕事ランキングで40位!

消えてなくなる確率は衝撃の97%!!

 

この記事を執筆している2020年7月で見ると…あと4年。

まぁ、この短期間での実現はムリでしょうね。

 

ちなみに、172位・89%の「タクシードライバー」もかなり難しいと聞きました。

 

知り合いのタクシー運転手さんによると…「テールランプやブレーキランプの「赤」と信号の「赤」を識別するのが難しいみたいですし、歌舞伎町とか、人通りが多いうえに次から次に信号無視する歩行者がいる場所で自動運転なんてできないよ!」とのことでした。

 

なお、羽田空港の第1ターミナルと第2ターミナルの移動や、高速道路の運転などであれば、自動運転も可能みたいです。

 

中国の深センでは無人運転タクシーが大規模運用される!との話もありますが、日本ではまだ実現できなさそうですね。

 

2つの職業を見てみると、博士の予測したほどのスピード感ではない…ということで正しいのでしょうか??もう少し勉強して、情報を追加したいと思います。

ブロックチェーン技術により不動産仲介業務が不要になるかも…?

5G時代の4種の神器の1つ「ブロックチェーン」技術により、不動産取引の自動化が実現するかもしれない!そんなお話を紹介しておきます。

 

簡単に基礎知識を勉強しておきましょう。

 

5G時代の4種の神器!

 

IoT(Internet of Things) :データ収集

クラウド           :データ保管

ブロックチェーン       :データ管理

AI(Artificial Intelligence) :データの使い方を考える

 

「ブロックチェーン」の3つの特徴…

 

【1】データをみんなで管理・記録する技術

     中央集権化を防止(自律分散型)

【2】データを改ざんすることが困難

【3】コストを削減できる

 

詳細は「中田敦彦のYouTube大学」で勉強してください↓↓

 

不動産取引を行うためには、法務局・役所・水道局・ガス会社・都税事務所・税務署など、たくさんの関係者から情報を集める必要があり、契約に必要な情報を収集するだけでも膨大な時間がかかっていました。このデータをブロックチェーン技術により連携・共有できれば、不動産仲介業務はかなり楽になることでしょう。

 

また、レインズなどの成約情報を一元管理し、ハザード情報などの評価も含めてAIに査定してもらえば、不動産屋さんの査定業務も必要なくなります。

 

さらに、ブロックチェーン技術により、「P2P取引(ユーザー間取引)」「スマートコントラクト(設定条件が満たされると自動で契約実行される仕組み)」が実現され、この2つを組み合わせることにより、不動産取引の自動化が手続き上はできるようになるかもしれません。

 

ただし、これも、数年での実現は難しいでしょう。

(既得権益を守る人が強いのだとか…)

 

次に、不動産取引の最前線で戦う宅建士として意見を言わせてください。

不動産仲介の仕事はなくならない!その理由

「仲介会社が入るから仲介手数料がかかってイヤなんだ!なんとか排除して契約できないものだろうか…?」こんな話をゆめ部長にしてくるお客さまもいるくらいですから、仲介会社をジャマ者扱いしている人は多いのかもしれませんね(苦笑)

 

でも、仲介会社には絶対に存在価値があります。

なんだか悔しいので、解説させてください。

 

不動産仲介会社は、

売主さまの不動産売却をサポートし、

買主さまの不動産購入をサポートします。

 

売主さま と 買主さま は利益が相反する関係です。不動産は大きな金額の取引になりますから、自分が有利になるように交渉もしたいでしょう。この交渉を売主さま・買主さま同士で行ったらどうなると思いますか…?

 

考えられるのは…

 

話がまとまらない

トラブル(言い争い)になる

希望を言えない

 

仲介会社という「クッション材」・「盾」があるから、自由に発言ができるのであって、直接、交渉をしてうまく行くはずはありません。

 

だって、仲介の現場では、

 

売主さまが主張すること

買主さまが主張すること

 

どっちも、驚くほど自分勝手なんですよ。

 

「言うだけタダだろ!?」

「なんでオレの希望を押し通さないんだよ!?」

「値引きしたんだから細かいこと言わすな!」

「そんなこと言うなら売ってやらないぞ!」

「殺人事件のこと、言わないで黙っておいてね。」

 

こんな現場を知ってもらえたら「不動産仲介の仕事は消えてなくなればイイ!」そんな悲しいことを言われなくなる!そう信じています。

 

交渉を行うことだけでなく、仲介会社には、いろいろな役割があります。次の項目で説明確認してみましょう。

AI(機械)と宅建士(人間)の役割分担

AIと宅建士が役割分担をする時代になっていくと考えられます。どのように役割分担するのか…それぞれの役割を見ていきましょう。

 

AIは得意な事務作業を担当します。

 

査定

資産価値の判断

住宅ローンシミュレーション

物件調査

物件のマッチング

 

などなど。

 

宅建士はお客さまとのコミュニケーションを担当します。

 

不安・悩み・怒りの相談・解決

夢や喜びの共有

価格・条件などの交渉

トラブルの予測と解決法の提示

AIによる判断の修正



などなど。

 

AIなどを使いこなし、お客さまに寄り添える。そんな宅建士が、求められ、生き残る時代になりそうですね。

最後に…

不動産仲介の仕事はなくならない!

だけど、競争が激しくなり、

生き残れる宅建士は多くないかもしれない。

 

これが、今のところの結論です。

 

人の役に立ちたい!という気持ちがあり、

不動産テックをうまく活用できるのであれば、

まだまだ新人さんが活躍できる業界です。

 

大学生の就職先

子育中・子育後の専業主婦さんの就職先

IT業界・FP・建築士・士業先生などの転職先

 

いろんな経験が役に立ちますから、

就職・転職をお考えでしたら

不動産仲介業を検討してみてくださいね。

 

新しい風が入ってくることを心から待ってます!

 

というわけで、本日はココまでです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

参考記事…(ぜひ、こっちも読んでくださいね!!)

不動産の仲介会社ってなに…?そんな疑問に宅建マイスターがお答えします!

この記事を書いた人
渡部 直人(ゆめ部長) ワタナベ ナオト
渡部 直人(ゆめ部長)
不動産取引の仕事一筋15年、仕事中心の生活をしてきました。ハッキリ言って仕事は趣味です(笑)でも…不動産業界にはなんか暗いイメージがあり、このままではダメだと思っています。そこで、ゆめ部長は考えました。お客さまが安心して取引できるだけでなく、才能あふれる人たちが楽しく働ける環境を作り、この暗いイメージを払拭・改善していこう!と。会社が幸せの発信基地になり、小さなHAPPYが拡がって欲しいと願っています。できることを1つずつ。コツコツ「幸せの種」をまいていきたいですね。
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