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2021年12月24日
不動産売買の知識

不動産購入の流れ STEP ⑦ 残代金決済・引渡

残代金決済の当日に金消契約に基づく住宅ローンの融資金が振り込まれます。このお金を使い、売主さまへ残代金を支払ったら、鍵・物件資料一式・保証書・領収証などを受け取りましょう。残代金決済終了後、司法書士先生が登記手続きを行い手続き完了です。

残代金決済

残代金決済とは、売主さまへ残代金を支払い、買主さまへ所有権を移転する手続きです。流れ、注意点とお願いを確認してください。

 

残代金決済の流れ…

 

【1】登記申請書類を司法書士先生が確認

【2】住宅ローンの融資金が口座へ入金

【3】諸費用・残代金の支払い

【4】売主さまが着金確認

【5】領収証の受領

【6】資料一式・鍵などの受け取り

【7】解散

【8】司法書士先生が登記手続き

【9】2週間~1ヶ月で登記完了

 

残代金決済の注意点とお願い…

 

銀行・法務局の手続きがあるため平日限定

午前中スタート(遅くても13:00)

集まる場所は買主さま指定の銀行

通常は1時間~1時間30分で終わる

ミスがあると5時間かかることもある

印鑑証明などを忘れると引き渡しできないかも

半休ではなく1日全休をとってほしい

代理人も可能だけど、本人出席をお願いしたい

 

買主さまがネット銀行を利用する場合、早いと1時間以内に終わりますし、場所は銀行ではなく、仲介会社の事務所や喫茶店などでもOKです。残代金決済が終わると鍵を受け取れますので、ここから先はいつでも室内へ入ることができます。(引渡猶予の特約がある場合は猶予期間経過後から入室できます。)

 

買主さまが支払うお金の流れを説明しておきますね。

 

諸費用と残代金を支払う口座へ自己資金を集めておいてください。この口座へ住宅ローンの融資金が振り込まれ、手続きで必要なお金が集まりますので、振込伝票・出金伝票を使い、諸費用と残代金を支払いましょう。

 

具体例を1つ入れておきますね。

 

売買代金 :5,000万円

諸費用  :350万円

手付金  :250万円

自己資金 :1,000万円(手付金とは別に用意)

住宅ローン:4,350万円

 

売買契約時に手付金250万円を支払いました。引渡を受けるために必要なお金は、残代金4,750万円(5,000万円-250万円)と諸費用350万円の合計5,100万円になります。

 

住宅ローンの支払いを行う口座へ自己資金1,000万円を入金しておきます。残代金決済の当日、住宅ローンの4,350万円がこの口座へ振り込まれ、口座残高が5,350万円になります。この口座から必要なお金5,100万円を振込伝票・出金伝票を使って支払います。

 

口座には手付金として支払った250万円(5,350万円-5,100万円) が残りましたね。手付金については質問が多いので、この具体例をよく理解しておいてください!

登記手続き

残代金決済が完了すると司法書士先生が登記手続きを行います。

 

買主さまの登記

 

所有権保存登記(新築の場合)

所有権移転登記

抵当権設定登記

 

売主さまの登記

 

抵当権抹消登記

住所変更登記

 

法務局への登記申請は残代金決済当日中に行いますが、登記が完了するまでには少し時間がかかります。登記完了後、権利証(登記識別情報通知)が書留で届きますので、紛失しないように保管してください。

引渡後の室内確認

現地立会で補修をお願いした場合は、しっかり補修できているかどうか…現地で確認してみてください。もし、補修できていないようなことがあれば、状況を確認するために当日中に伺います。

 

なお、売主さまは引渡前にハウスクリーニングを入れる義務がないため、常識的な範囲でのお掃除しかしていないと考えてください。そのため、引越する前にハウスクリーニングを入れるか、家族のみんなでお掃除することを強くオススメします。こんなアドバイスをしても、残代金決済日(引渡日)=引越日にしてしまうお客さまが多く、ゆめ部長はいつも心配です…。

 

ちなみに、新築戸建でもハウスクリーニングを入れてくれるのは稀です。販売が長期化した現場はけっこう汚れていることがあります。なんか、悲しいですよね…。

よくある質問集(FAQ)

よくある質問をまとめておきます。

質問:司法書士先生を指定できますか?

指定できることもあります。ただし、新築戸建など、売主が不動産会社の物件を購入する場合は売主が司法書士先生を指定しますし、ネット銀行を利用する場合、抵当権設定については銀行指定になります。ゆめ部長が紹介する先生なら、バックマージンは絶対にもらわないので高額請求されるリスクはありませんし、大手勤務時代からの長い付き合いなので安心して登記を依頼できますよ。

質問:自分で登記してもいいですか?

絶対にダメです。買主さまの所有権移転登記と抵当権設定登記だけでなく、売主さまの抵当権抹消登記も同時に行う必要があるため、プロの司法書士先生へ全て任せてください。ちなみに、登記費用は高額になりますが、司法書士先生の報酬は意外と少なく、ほとんど登録免許税が占めています。ここは誤解がないようにしてくださいね。

質問:残代金決済日は直前で変更できますか?

売買契約書には引渡日の「期限」が定められているため、直前でも変更できると考えているお客さまをみかけますが、直前での変更はかなり難しいです。残代金決済は、売主さま・買主さま・不動産屋さん・司法書士先生・銀行みんなが日程を合わせています。日程が変われば、清算金や利息の計算が変わりますし、銀行は融資実行日変更の手続きが必要になります。「みんなで日程を合わせている」ことを理解・協力いただけるとありがたいです。

最後に…

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

前回:不動産売却の流れ STEP ⑥ 入居準備

次回:不動産売却の流れ STEP ⑧ 引越・入居

 

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2021年12月30日 投稿

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この記事を書いた人
渡部 直人(ゆめ部長) ワタナベ ナオト
渡部 直人(ゆめ部長)
不動産取引の仕事一筋16年、仕事中心の生活をしてきました。ハッキリ言って仕事は趣味です(笑)でも…楽しく仕事をしている不動産業界には薄暗いイメージがあり、このままではダメだと思っています。そこで、ゆめ部長は考えました。お客さまが安心して取引できるだけでなく、才能あふれる人たちが楽しく働ける環境を作り、この暗いイメージを払拭・改善していこう!と。会社が幸せの発信基地になり、小さなHAPPYが拡がって欲しいと心から願っています。できることを1つずつ。コツコツ「幸せの種」をまいていきたいですね。
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