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2020年03月29日
不動産売買の知識

マイホーム購入の決断ができないのは圧倒的にご主人!夫婦でお互いを思いやる気持ちが解決策になるかも!?

今の世の中、女性の方が強くて男性が弱いようですから、タイトルを読んで「ウチのダンナもそう!いつになってもマイホームを買わないの!」と思ってしまった奥さんが多いかもしれませんね (笑)

 

でも、ゆめ部長は、住宅ローンをこれから背負うご主人の気持ちもわかるな~と、思ってしまいます。そこで、マイホーム購入をきっかけにして、夫婦がお互いの気持ちをよく理解しあい、夫婦仲がさらに深まる方法について、ゆめ部長が担当したお客さまのケースを参考にしながら考えてみたいと思います。

 

不動産業界15年宅建マイスター2級FP技能士の「ゆめ部長」が心を込めて記事を執筆します!それでは、さっそく目次のチェックからいってみましょう~

希望金額まで値下がりしたのに購入を悩み続けたご主人の話

早速ですが、ゆめ部長が担当した事例をお話しますね。

 

ゆめ部長がこのお客さまと初めてお会いしたとき、既に3年以上マイホームを探し続けていたそうです。「もう、ここでいいじゃないの~」と言っても、ご主人は決められず…。「気が付いたら、マイホーム探しが長びいちゃってたんだよねぇ。」そう話してくれた奥さまの顔は、だいぶ疲れているように見えました。

 

なぜ、ご主人は3年も決断できなかったのでしょうか?

 

ご主人と2人で話しをしてみると、実は、今まで見てきた物件が気に入らなかったのではありません。「購入したい気持ちはある。でも、住宅ローンを組むのがプレッシャーで…」というのが本音でした。

 

住宅ローンを35年で組むということは、会社の上司が嫌でも、起業にチャレンジしたくなっても、会社を辞めづらい環境に閉じ込められるような感覚になりますよね。おそらく、逃げ道がなくなる恐怖感から逃れたいという潜在意識があり、物件の悪いところを探しては、「購入しない」という結論を出していたのでしょう。

 

しかし、そんなご主人も逃げ場がなくなる物件がついに出てきてしまいました。

 

ゆめ部長がその物件を初めてご案内したときは、古いアパートを解体したばかりで更地の状況。どんな建物になるかわからないから不安だし、金額が希望よりも全棟500万円以上高い物件だから、このご主人がすぐに決断できるわけがありません。

 

でも…予算よりも10%くらい金額が高いだけあって物件の条件は最高でした。

 

南6m道路に接道して陽当良好!前面道路が広いのに交通量が少なく静かな住環境。間取りは最悪3LDKでも…と言っていたのに、1番の希望だった1階に和室がある4LDKでした。しかも、駅から徒歩5分。

 

こんな魅力的な物件をご案内したときにご主人から言われたのが…「A号棟が500万円下がったら最有力候補…いや、即決だね。」という言葉。

 

A号棟は南側が丁字路で条件が1番良いから先に売れるだろうし、そんな値下がりするわけないじゃん…と、思っていました。

 

しかし、ご縁があったのか、奥さんの「念」が届いたのか、

 

建物完成が近づくにつれ、なぜかB号棟・C号棟が先に成約し、A号棟が最後まで売れ残ったのです!そして、A号棟は金額を段階的に値下げし、最終的には希望の500万円引きになってしまいました(驚)

 

奥さん:「ここまで下がったなら、今度こそ買えるよね!」

 

期待に胸を膨らませているのが伝わってきました。

 

ところが、希望の金額に下がったにもかかわらず、なぜかご主人が最終決断してくれません。「買いたいけれど、決断ができない。もう1つ後押しになる理由が欲しい。」つまり…価格がもう少し下がれば今度こそ決断するけど、下がらないならご縁が無かったということだから諦めると。

 

ここまできても、まだプレッシャーから逃げようとするご主人。

 

正直、一生買えない人なのかも…とゆめ部長はくじけそうになりましたけど、「住宅ローンをずっと払っていくのは俺なんだ!!」と強い口調で話すご主人を見たとき、頑張って貯めた預金残高が一気になくなり、4,000万円もローンを組むことになればプレッシャーも感じるはずだよな…。逆に責任感があるマジメな人なんだな…とご主人の気持ちも深く理解できました。でも、奥さんは本当にマイホーム購入を強く強く望んでいて、いつまでも買えないことが可哀そうに感じられました。

 

最後の1棟で500万円も値下がりしているのに、ここからさらに100万円の価格交渉をするという状況。ゆめ部長も売主さまに話をしづらく相当に悩みました。

 

苦しむゆめ部長を見た女神さまが微笑んだのか!?

ここで奇跡が起こります!

 

ゆめ部長:

「値下げしたばかりで申し上げにくいのですが、」

「あと少しだけ…価格交渉に応じていただけないでしょうか…」

 

担当者さん:

「決算期が近づいてきているから、」

「引渡時期を3週間以内で合わせてくれて、」

「すぐに契約できるなら価格を下げてもいいよ。」

 

こんな夢のような話が…。

 

これは、もう本当にご縁があったとしか思えませんね。

 

この結果をご主人に急いで電話報告しました。そうしたら、さすがに、もう逃げられないと思って観念してくれたのでしょう。「社宅にいる妻もわいそうだから…」と、ついに不動産購入申込書にサインをしてくれたのです!!

 

そして、翌日に売買契約は無事に終わりました。

売買契約後にご主人が外でタバコ休憩しているときのこと。

 

奥さまから「最後まで付き合ってくれてありがとう。マイホームを買えたのは本当にあなたのおかげです!」と嬉しそうに言われたとき、かなり我慢してご主人を立てていたんだろうなぁ…と思いました。

 

ご主人の気持ちを奥さんはわかっていたけど、ご主人は奥さんが隠していた強い願い“絶対に引越したい!”に気づいてあげられていたのかな?ということがすごく気になったのを覚えています。

 

お互いを思いやる気持ちは間違いなくある家族でした。でも、もっと深く、強い想いを持っていることが夫婦間でうまく伝わっていれば、スムースにマイホームを購入できていたのかもしれませんね。

 

皆さまの悩みを解決できる不動産屋さんになりたい!そう誓うゆめ部長でした。

住宅ローンを組むというご主人のプレッシャーを理解してあげよう!

ご主人が単独で住宅ローンを組む場合、それなりのプレッシャーがあるはずです。会社勤務では嫌なことに耐え、家族の幸せを想っていつも頑張っています。しかし、本当に耐えられないほどのことが起きた場合、住宅ローンを組んでいたら転職するという選択をできるかどうか?すごく心配になると思うのです。

 

奥さんのこと、お子さんのこと、会社のこと、いろいろなことを抱え込みながら、さらに住宅ローンを支払うことで、人生ががんじがらめになっていくイメージもあるのでしょう。

 

男性全員がストレスに強く、競争意識が高いわけではありません。

 

逃げ場がないかもしれない…という恐怖を理解してもらえることで、ご主人は安心できるものかもしれませんよ。「住宅ローンを支払うために一生働く」のではなく「家族のみんなで一緒に幸せになる」そんなイメージを共有してあげてくださいね。

近所付き合いに気疲れしている奥さんの気持ちを理解してあげよう!

男性だけが大変なわけではなく、主婦の皆さんも、やっぱり大変ですよね。子育てしながら家族みんなの生活を支えて、近所付き合いだって適当にすることはできないでしょう。

 

特に、町内会、ママ友、社宅内でのお付き合いなどに疲れている女性は多いはずです。「できれば早く引越したい、本音を言えば、今日にでも引越したい(涙)」そんなお話も聞いたこともあります。

 

ご主人は外に行って気分を変えることができても、専業主婦は狭い生活環境から逃れられません。奥さんから「これ以上耐えられない…」というSOSをキャッチしたならば、ご主人が守ってあげるしかないと思いませんか!?

 

引越をすれば人付き合いが変わります。

新しい生活にワクワクすることもできます。

 

「今の環境から逃げてもまた同じことになる」

そんな逃げ道を塞ぐことは言わないでくださいね。

 

いずれマイホームを購入するつもりがあったなら、時期を少し早めるだけ!引越することで違った生活を送ることもできるはずです。

最後に…

マイホーム購入は家族のみんなが幸せになるための手段。目的は家族の幸せであることを忘れず、心にとどめておいてくださいね。みんなでマイホーム探しをがんばることで、家族の絆がさらに深まるように祈っています。

 

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

 

お知らせ…

「セラーズエージェント」「手数料0円売却」は現在準備中です

この記事を書いた人
渡部 直人(ゆめ部長) ワタナベ ナオト
渡部 直人(ゆめ部長)
不動産取引の仕事一筋15年、仕事中心の生活をしてきました。ハッキリ言って仕事は趣味です(笑)でも…不動産業界にはなんか暗いイメージがあり、このままではダメだと思っています。そこで、ゆめ部長は考えました。お客さまが安心して取引できるだけでなく、才能あふれる人たちが楽しく働ける環境を作り、この暗いイメージを払拭・改善していこう!と。会社が幸せの発信基地になり、小さなHAPPYが拡がって欲しいと願っています。できることを1つずつ。コツコツ「幸せの種」をまいていきたいですね。
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